エレキギター

 

エレキギター

最初の一本を買(ってもらっ)たのは高校三年の頃。きっかけは何だったろう?確か中学三年の頃にOFF COURSE(ご存知ですか?スペルミスじゃないですよ)を聞くようになったのだが、特に鈴木康博氏のエレキギターの音の良さにハマっておりました。

それから、欲しい欲しいと言い続けて買ってもらったという顛末。

それも、やっさん(鈴木氏の愛称)好きが買うであろうIBANEZ ARTIST ARではなく、武道館ライブのYES NOで使っていたセミアコースティックAM(の廉価版)を買うと言う我ながらこ渋いセレクト。

しかし、だからといってOFF COURSEのコピーをしていたかというとそうではなく、何かのインタビューで鈴木氏が好きで聞いているというJOURNEYのNEAL SCHONの方が気に入り、コピーしようと励む。が、ご存知の通り、彼は実にハイテクニックの持ち主で、そもそも音が取れない。速すぎる。

当時は、バンヘイレンに代表される「速弾き」が出現したばかりで、レコード(CDではない)を聴いては「どうやって弾いているのか?」ギター弾き連中で物議を醸すほどその正体が知れていない時代。 したがって当時の私にはまず無理。

そうこうして、挫折と言うありがちな結果になってしまいました。

しかし、それ以降も聴くのは洋楽ばかり。ルカサーやリトナー、パットメセニーなど。ご存知の通りこれまたギターの名手ばかり。ずーっと気にはなっていました。

そんなおり、書店で「地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ」という怪しげな本に出会う。表紙はじつにふざけているが中を見てみると、速弾きも今では学校で教えていて、著者はそこの「超速ギター科」の講師だとの事。「超速ギター科」って・・・。ポールギルバートもそこの講師らしい。何か気が付いたら買ってました。はっはっはっ。